都内にフレキシブルオフィス ベンチャーや大手企業に需要 広さ可変、短期賃貸も
住宅新報 2021年2月9日 号 4面

東急不動産「QUICK」の内装
ヒューリックは、中規模フレキシブルオフィス事業を「Bizflex」シリーズとして展開する。1.5倍までの増席を想定したフレキシブルオフィスの柔軟性と、良質な賃貸オフィスの機能性・グレード感とする。成長が著しいベンチャー企業や短期利用、コストの合理化などを求める企業の利用を想定する。今後は、東京都心の主要駅に近い立地で、年間5棟程度の供給を目指す。
「Bizflex」は、延べ床面積1500~3000m2程度の中規模ビルを新規に開発、既存物件の改修を行う賃貸オフィス事業。現在は都内3カ所での事業化が決定している。第1号は「(仮称)麻布十番計画」(竣工予定=8月、基準階面積=約72坪)で、「(仮称)六本木計画」(同=23年3月、同=約50坪)、「(仮称)浜松町計画」(同=23年12月、同=約45坪)を計画する。
賃料は水道・光熱費やインターネット費用などを含むサブスクリプション(定額課金)方式を採用。最短3カ月から賃借が可能で、敷金も不要なため、短期間の利用や環境変化に伴う急な移転に対応可能だ。また、内装や什器備品を標準設置している。入居者は、共用会議室などのシェアスペースの利用が可能となっている。
東急不動産は、昨年10月1日からフレキシブルオフィス「QUICK(クイック)」の展開を開始。3カ月単位の賃貸契約が可能となっており、人員の増減に合わせて間取りを変更できる。「クイック」は、シェアオフィスとセンターオフィスの間を埋める位置付けだ。
「クイック」は、渋谷と新橋で展開。渋谷は約30~40坪の4区画で、うち2区画が家具付き。新橋はワンフロア約18坪の4区画となっており、賃料には水道・光熱費、清掃費も含まれ相場並みとした。
同社によると、内見も多く好調で、テナントからも高い評価を受けている。今後は、渋谷エリアを中心に展開を拡大する方針だ。





















