不動産現場での意外な誤解 売買編142 旧民法下の「家」はどのようにして設立されたか?
住宅新報 2021年1月12日 号 9面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解
Q 前回は、旧民法下における「家」の制度の骨格部分についての話がありましたが、その家の制度と戸籍法との関係を知りたいのですが。
A 家の制度は、旧民法にその主要部分の規定があり、その家の制度を手続的にフォローする規定が戸籍法です。つまり、家の制度は江戸時代からの流れを基本的に踏襲していましたので、法の建て付けとしては、家の設立は、本家からの分家あるいは廃絶家再興というかたちで行われることが定められていました。そして、それを手続的にフォローする規定として、戸籍法上の届出をすることにより正式に成立するものとされていました(旧民法145条、146条)。
Q その家の設立に関する分家と廃絶家再興の違いを知りたいのですが。
























