東京建物、東京・京橋でものづくり新拠点を開設 慶大病院とコロナ対策器機開発
住宅新報 2020年12月22日 号 4面

工作室の様子
同社は、3Dプリントサービスなどを手掛ける東京メイカー(東京都中央区、毛利宣裕社長)と連携し同施設を運営。アイデアを迅速に形にできる最新設備を工作室に備える。ソフトサービスとして、「ものづくりコンシェルジュ」は、少ロッドや図面などがなく製作できない課題の解決策を提示してアイデア実現を支援する。
また、エンジニアのコミュニティ「Engineers United Society」は、35~52歳までの12人のエンジニアが参加している。アドバイザー3人と共に、産業の衰退という課題解決のために、未来の動力とエネルギーの開発を手掛けていく。「企業の枠を超えたエンジニアを京橋に集める」(東京建物)。
同施設と慶応大学病院、橋本総業が開発したコロナ対策器機は、「超軽量 飛沫感染防止BOX」で、患者の頭部にかぶせて医療従事者を飛沫感染から守る医療補助具。今年4月に慶応大学病院から従来の飛沫感染対策製品に関する困りごとの相談を受けて開発を進めた。従来製品と比較して、約10分の1の重さ、落としても壊れにくい、繰り返しアルコール消毒が可能、コンパクトに折り畳みができるという特徴があり、価格設定も安価となっている。医療関係者から、今後も医療従事者が考える医療器具の試作品製作のような取り組みにつながることが期待されている。
同社は、東京の八重洲・日本橋・京橋(八日京)エリアを重点地域として、歴史的背景を踏まえた社会課題解決につながるまちづくりを実施している。今回の取り組みもその一環で、様々な課題をエンジニアリングと組み合わせ、ものづくりを通じて小規模な社会的な課題解決を行う。





















