紙上ブログ 不動産屋の独り言 581 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 ある生活保護受給者の心掛け 感謝の姿勢に頭が下がる
住宅新報 2020年12月8日 号 6面
以前にもこのブログで取り上げたEさん。かつてはホームレスで、現在は生活保護を受けている高齢男性だ。先日、街でばったり会って立ち話をしたのだが、国から支給された特別定額給付金の10万円をそっくり福祉に寄付したという。
私は生活保護受給者に対して思うところがある。当社の管理物件に生活保護を受けて入居している人は20名ほどいるが、大半はもっともらしい理由を並べて働こうとしない。
今まで一生懸命働いて納税してきたが、もうどうにもならなくなって福祉の世話になっているという人はほとんどいない。頑張ってきた人は、なんとか働き口を探して生活保護を打ち切ってもらっていたりする。昔は「福祉の世話になること」を恥ずかしく思う風潮があったが、今は当然の権利のように思っている人のほうが少なくないはずだ。























