三井不、個室特化の新サービス ワークスタイリング SOLO 商業施設にモビリティタイプも
住宅新報 2020年12月8日 号 4面
「ワークスタイリング SOLO」は、ビルの中に設置するビルインタイプと、トレーラーハウス(5室用意)を利用した移動可能なモビリティタイプを用意した。ビルインタイプは、中野や荻窪、自由が丘、浦和など郊外の住宅地を中心に展開。モビリティタイプは、「アーバンドックららぽーと豊洲」「ららぽーと柏の葉」「三井アウトレットパーク多摩南大沢」で、いずれも商業施設の敷地内に設置する。両タイプとも当面、首都圏近郊での展開を想定している。
特徴は、全席WEB会議に対応した1人用完全個室で、オンラインによるコンシェルジュサービスや無料のカフェコーナーやリフレッシュコーナーを設けており、ホスピタリティを重視した。また、セキュリティ対策として、QRコードによる入退出、警備員駆け付けサービス、全室施錠可能とした。利用料金は、10分280円(1時間1680円)で比較的長時間の利用を見込んでいる。
モビリティタイプについては、商業施設のみならず、マンション敷地内のオープンスペースなど様々な施設での導入も可能で、今回設置した商業施設3カ所で、モビリティタイプが働き方にどう貢献していくのかを検証する。
ワークスタイリングは、これまで法人向けサテライトオフィス「ワークスタイリング SHARE」、法人向けサービスオフィス「ワークスタイリング FLEX」の2つのサービスを展開。サービス開始から約3年半で、会員は600社・約15万人に達している。
新サービスの導入は、新型コロナで働き方が変化。在宅勤務の問題点として、自宅に書斎がない、家族がいて集中できない、通信環境が悪いというものがあった。また、オンライン会議が増加することで、防音性や情報漏えいに関するセキュリティの確保、通信速度が速いネットワークの必要性などの課題が浮き彫りとなった。
このため、ワークスタイリングにおいて1人用個室の総利用時間が1年前の約3倍に増加。会員からも個室の利用がしにくくなったとの声が寄せられており、個室特化型を展開する背景となった。
「三井ガーデンホテルズ」など同社が運営するホテルと提携して提供するワークスタイリングのサービスも含めると、全体として12月4日時点で91拠点、20年度末には100拠点を超える規模とする。























