ラストワンマイルに対応 都市型物流施設を公開 プロロジス
住宅新報 2020年11月24日 号 14面
プロロジス(東京都千代田区、山田御酒代表取締役社長)は11月18日、都市部の物流拠点である「プロロジスアーバン」の一つ、「同東京品川1」(写真)を報道陣に公開した。
「プロロジスアーバン」は、Eコマースの急速な拡大により需要が高まっている都市部の物流拠点で、消費者へのラストワンマイル圏に建設しているもの。将来的には、圏央道周辺など都市近郊の大型物流施設と都市部の物流施設をネットワーク化して利用するニーズも広がるとみて、開発を加速化させる狙いがある。
今回、公開された「東京東品川1」は、東京都品川区東品川に立地。りんかい線「品川シーサイド駅」徒歩5分、京浜急行線「青物横丁駅」徒歩7分で、JR山手線品川駅から2キロ圏内にある都市型の物流施設。地下1階、地上6階建て、延床面積2万8000m2。倉庫スペースは、最小100坪から最大1200坪での利用が可能。34年前に建てられたものを10カ月かけて改修し、今年の7月から稼働している。
同物件の特徴として挙げられるのが、同社初の試みとして、館内の荷物移動を効率化する「館内物流サービス」の提供だ。荷物の入出庫を、常駐する専門業者である(株)セカンドステージが代行する。これにより、小回りの利く配送を可能にすると共に、商材の知識を持つ専門業者が館内の荷物移動を担当することで、高いパフォーマンスを維持できる。
また、「当日配送」「日時指定配送」を可能とする「交通至便の立地」というセールスポイントがあるため、入庫希望の企業からはオフィスやショールーム、撮影・音楽スタジオといった倉庫以外のニーズや緊急医療物資の保管所などの需要もあったという。
現在、テナント入居率は90%超。1階には、ヤマト運輸の配送拠点と、地域住民からのニーズがあった集配を行う営業所があり、即時配送などに対応している。
今回の公開に当たり、山田御酒社長は、「消費者に近いところにこうした都市型物流施設を建設することで、まさにラストワンマイル物流施設として提供していきたい。テナントもほぼ満床という状態であり、今後もプロロジスアーバンを各地に展開していきたい」と期待を込めて語った。
東京・足立に「アーバン」竣工
同社は同日、東京都足立区入谷に建設中だった「プロロジスアーバン東京足立1」を竣工したと発表した。
同物件は、地上3階建て、延床面積5171m2。最大賃貸面積は1500坪で、700坪と800坪の2区画に分割し、2社への賃貸が可能。
日暮里・舎人ライナー「舎人公園駅」、同「舎人駅」から徒歩18分。一般道を利用すると、足立区、板橋区東部、埼玉県川口市、草加市、八潮市などの配送をカバーすることが可能になる。
同社では「東京足立1」の近くに、「東京足立2」の建設も計画しており、新規の物流施設・倉庫の供給が少ない城北エリアでの地域配送ニーズに対応する。


























