課題解決ビジネス (1) オフィスを変える ザイマックス サテライトオフィス事業「ZXY」 コロナで急伸
住宅新報 2020年11月24日 号 5面

SATOUフォーラムで講演する辛島秀夫ザイマックス副社長
ザイマックス(東京都港区)のサテライトオフィスサービス「ZXY(ジザイ)」が順調だ。4年半前に「ちょくちょく…」のブランド名でスタートし、2年前に現在の名称に刷新。今では首都圏を中心に103カ所を展開し、会員数は約1400社・30万5000人に上る。今回の新型コロナウイルス感染症の流行で3密回避が求められ、急激に利用者や契約企業数が伸び、拠点数を早く増やす必要性に迫られているという。同事業の目的は移動時間を減らし、新たな時間を生み出すところにある。
「ZXY」は、最短15分から利用できる、〝時間貸しオフィス〟。契約している法人の社員のみ利用でき、料金は固定ではなく、使用分のみ支払う完全従量課金制だ。
11月17日に開かれたSATOUフォーラムで同社の辛島秀夫副社長は、同サービスを始めたきっかけについて、「新規事業を模索しているとき、外回りをしている自社の社員が、次のアポイントまで時間が空いた場合、カフェなどで仕事をしているという話を聞いたこと」と話した。1日に何度もカフェに寄るのは若い社員にとって費用負担が大きく、中には公園やビルのロビーなどでパソコンを開くケースもあった。「空き時間に仕事を進めるのは効率的だが、セキュリティ面や健康面が心配。こうした悩みは当社だけではないはず」。そこで、営業マンが手軽に立ち寄れ、仕事環境を整えたスペースの提供を始めた。





















