野村不「プラウド」ブランド理念を再整理 環境配慮、豊かさなど5本柱に 集合住宅に国産木材活用
住宅新報 2020年11月3日 号 4面

天井、壁、床を木質化した「プラウド神田駿河台」モデルルーム
「プラウド」ブランドによる住まいづくりの指針として、「安心と安全」「機能性と心地良さ」「時と共に深まるデザイン」「環境と未来への対応」「豊かな暮らしへのエスコート」の5つの価値を新たに策定。特に「環境と未来への対応」「豊かな暮らしへのエスコート」を差別化ポイントとして訴求し、戦略的に商品やサービスを展開する。
その一環として、「プラウド」などの集合住宅において国産木材を活用する。具体的には、独立した共有棟の構造やラウンジ、キッズルーム、ライブラリーなどの内装に原則として国産木材を使用して建設していく。マンションの木造共用棟としては、18年に竣工した「プラウドシティ伊丹」(兵庫県伊丹市)や20年竣工の「プラウドシティ吉祥寺」(東京都三鷹市)において設置。また、販売中の「飛鳥山レジデンス」(東京都北区)で国産材を利用するほか、「プラウド練馬中村橋マークス(仮称)若潮ハイツ建替計画」(東京都練馬区)でも木造共用棟の建設を予定している。
また、地上14階建ての「プラウド神田駿河台」(東京都千代田区)では、壁や柱など構造部材に鹿児島県産スギや山梨県産アカマツなど国産木材を使用。2~11階にはLVL(単板積層材)と鉄筋コンクリート造耐震壁を組み合わせた「LVLハイブリッド耐震壁」、12~14階には、CLT(直交集成板)耐震壁、竹中工務店が開発した耐火集成材「燃エンウッド」を採用した。木構造を住宅のインテリアとして視覚化する。また、共用部エントランスの壁や床、住戸内の天井の一部に無垢のスギ材を使用し木の温もりを体感できるようにしている。
国産木材の活用により、森林保全によるCO2削減や居住者の健康増進へ寄与。森林の循環サイクルを促し、持続可能な社会づくりへの貢献も目的とする。「今後、構造部材や木質化した建物を増やしていく」(松尾大作取締役専務執行役員)としている。





















