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スタンダード会員限定住金機構ツール開発 大規模修繕費の試算、手軽に 金額の妥当性確認も

住宅新報 2020年10月13日 号 5面

マンション・開発・経営

 老朽マンション対策が課題となる中、住宅金融支援機構はこのほど、マンションの大規模修繕工事費をウェブ上で手軽に試算できるツールを開発した。名称は「マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~」。同機構ホームページ上に無料で公開している。

 住戸数や築年数、面積といった建物情報のほか、工事実施時期や予定工事項目、修繕積立金徴収額や残高など約30項目を入力すると、工事総額と各工事費の平均値が算出される。加えて、今後40年間の「修繕積立金の負担額」や「修繕積立金会計の収支」も表やグラフで表示される。

 同機構によると、「見積もり書の工事費が妥当かどうか分からない」「今後の修繕積立金をどのくらい増額すればいいのか」といった課題を抱える管理組合は多いという。簡単に工事費が試算できれば、見積もり額との差異を施工会社に確認でき、組合内での検討もしやすくなる。適正な維持管理に役立つ。また、大規模修繕工事を行う場合、金融機関から借り入れをすることも選択肢の1つ。今回のツールでは返済をしながら次の大規模修繕工事までに必要な資金を備えられるよう改善された収支計画も確認できる。

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