マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン【前編(2)】 神奈川県横浜市 理事会運営に感染対策 Web会議には課題も
住宅新報 2020年10月6日 号 19面
連載: マン活に励む管理組合
管理会社のコロナ対策の取り組みとして、コンシェルジュのいる受付前に透明のアクリル板を設置したり、人が触れるところを優先的に清掃しました。また、ゴミ置き場にはドアがついているのですが、不特定多数の人がドアノブに触るのを防ぐため、ドアを開放することにしました。なお、ドアを開け放しによるトラブルはなかったそうです。
コロナ対策で特に心配なのは、理事会・総会運営です。特に、毎月の理事会の開催をどのようにするかは頭が痛いところです。狭い集会室に理事たちが大勢集まり、話し合いをするのですから、密閉・密集・密接の3密は避けられません。中には、4月から理事会の開催を見合わせている管理組合もあると聞きます。
ザ・パークハウス横浜新子安では、3月までは理事会を通常開催。4月は窓が開く広いパーティルームで、換気をしながら距離を取って実施、5月以降はWeb会議システムと対面の併用式で開催してきました。いつも理事会を開いている集会室に理事長や副理事長、管理会社のフロント担当者など数人が距離をとって集まり、他の理事は自宅やその他の場所でWeb会議システムを利用して参加という形です。システムの使い方については、事前に資料にして共有し、希望者にはレクチャーを行いました。
Web会議システムでの理事会は、音声が入らない、声が聞こえにくいなど多少のトラブルはあったものの、おおむねスムーズに進んだそうです。「システムにトラブルがあっても、すぐに集会室に来れば解決できました。密にならないし時間の節約にもなり、自宅に限らずどこからでも参加できるなど様々な制約がなくなるのは大きなメリットだと感じました」と石川さん。子供を抱っこしながらの参加も可能なので、気軽でいいとの声もあったそうです。
一方で、「うちのマンションは役員の任期が2年で半数交代。2年目の理事たちはみんな気心が知れていますが、1年目の理事たちは1月に理事に就任し、5月からWeb会議システムが開始されたため、まだなじんでいないので発言しにくい雰囲気があるかもしれない。これまで直接会って話し合うこと、イベントで築いていた人間関係が、Web会議だと構築されにくいのは今後の課題です」と話すのは副理事長の野邨(のむら)さん。とはいえ、メリットの多いWeb会議・対面併用式は、今後の理事会でも取り入れていく予定だとのことです。
後編では、コロナ禍においてのイベント開催やキッチンカーの利用など、この時期を楽しく乗り切るための施策をお届けします。
(取材年月:20年7月)
【マンション概要】
建物名/ザ・パークハウス横浜新子安ガーデン▽所在地/神奈川県横浜市▽階数/地上10階地下1階建て▽総戸数/497戸▽竣工年/2015(平成27)年▽管理形態/全部委託▽管理会社/三菱地所コミュニティ▽総会開催/毎年1月▽役員数/18名▽役員任期/2年(半数改選、再任は妨げない)
























