フージャース 地方都市でコンパクト積極化 働く女性に特化、21棟目は仙台
住宅新報 2020年10月6日 号 5面
フージャースコーポレーションは、働く女性向けの都市型コンパクトマンションシリーズ「デュオヴェール」の供給を積極化している。16年に東京都内で1棟目を分譲して以降、福岡や札幌、埼玉でも展開し、売れ行きはいずれも好調だ。更にこのほど、宮城県仙台市で「デュオヴェール仙台上杉」(全58戸)のマンションギャラリーをオープンした。同シリーズとしては21棟目で、仙台市内で供給するのは今回が初めて。今後は名古屋でも予定している。
近年、ディベロッパー各社が単身者やDINKS向けコンパクトマンションを供給しているが、同シリーズ「デュオヴェール」の場合は、ターゲットを〝働く単身女性〟に絞っている点が特徴。そのため、駅から近い立地で、セキュリティ面ではエントランス、エレベーターホール、各住戸の3段階のロックを備え、33m2(1LDK)・40m2(2LDK)の限られた面積でもウォークインクローゼットなど収納スペースを充実させ、対面カウンターキッチンも標準装備としている。同社は女性社員比率が約4割ということもあり、設計にはそうした女性の声を生かしている。既存購入者へのヒアリングも重ね、クローゼット内のハンガーパイプを女性1人でも移動しやすいタイプに変更したり、キッチンの壁を手入れのしやすいホーローにするなど、要望を反映させてきた。
同シリーズで想定している購入者は40代の単身女性。快適に暮らせる住まいであるのはもちろん、将来、結婚などでライフスタイルが変わったときにも賃貸や売却しやすい資産性も重要だ。
同シリーズの立ち上げメンバーの1人である野口朋之氏(東北支店支店長兼北海道支店支店長)は、「購入者を明確にしているため、物件の企画段階から設計、モデルルームの造りまで一貫性がある」ことも好調の要因だと分析する。
今回マンションギャラリーをオープンした「デュオヴェール仙台上杉」は、仙台市地下鉄南北線の北四番丁駅から徒歩2分、仙台市内でも人気の住宅地である青葉区上杉に立地する。
札幌や福岡などでの供給経験とマーケティング結果を踏まえ、仙台でも需要が見込めると判断した。仙台市内でのコンパクトマンション供給は珍しく、既に多くの来場予約が入っているという。間取りは1LDK~2LDK(31~41m2)。現時点で価格は非公表。21年11月に竣工する予定だ。























