三菱地所リアル 新サービス開発 老朽ビルをリニューアル転貸
住宅新報 2020年8月18日 号 7面

三菱地所リアルエステートサービスは、次世代のビル経営サポートサービスとして、『ビルプラス(BUILDING PLUS)』の提供を7月27日に始めた。オーナー所有の築年数の経過したビルを同社が一棟賃借し、費用を立て替えて改修やリニューアルを行い、テナントへ転貸する仕組み(図参照)。資産価値向上や長期に安定した収益を支援する。
東京23区内ではいわゆる〝バブル〟期に、延べ床面積5000m2以下の中小規模のビルが1万3000棟以上建設された。これら経年ビルは築30年ほどに差し掛かり、老朽化などの対応が必要になっている。都内では大量供給により、既存のビルで今後の入居率を維持するため二次・三次空室に備える必要がある。
また、BCP(事業継続計画)対策や働き方改革、ダイバーシティ(多様な人材の活用)などの経営課題の解消をオフィスの移転に求める傾向が一層強まると見て、同社ではCM(コンストラクションマネジメント)によって、物件オーナーに対して初期投資費用を用意しなくても、テナントニーズに最適なリニューアル工事を提案する。空室が発生した場合も同社が保証するため、長期の安定経営を実現できるとして、サービスの導入を訴求していく。























