明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第346回 景観に配慮した警察署 京都らしい景観へ改善も
住宅新報 2020年8月18日 号 4面
【学生の目】
京都市は言わずと知れた日本有数の観光地で、金閣寺や伏見稲荷など由緒ある社寺が日本らしさを醸し出し、国内外から多くの観光客が訪れる。観光名所は市内各所にあるが、清水寺や建仁寺などがある東山は代表的な観光スポットだ。その東山を歩いた際、写真の建物の前を通った。最初は気付かなかったが、駐車している車や監視に当たる人を見て、初めて警察署と分かった。建物は東山警察署で、京都を代表する繁華街の祇園もこの警察署が管轄している。
一見しただけでは警察署と気付かないこの建物の第1の特徴は、立地だ。警察署は大通りに面することが一般的だが、この建物は大通りから少し入った位置にある。緊急車両の出入りや治安への貢献を考えれば、大通りに接するほうが好都合と考えていたために不思議さを感じた。






















