明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第345回 増築の方法 建物や地域 生き続ける工夫を
住宅新報 2020年8月4日 号 4面
【学生の目】
ライフステージの変化に合わせて、自宅を増築する選択肢がある。改築や住み替えと比べて費用が安い、同じ建物に住み続けられる、水道などの新規契約が不要など、様々なメリットを挙げることができる増築だが、増築の方法を考えさせられる建物に出合った。JR京葉線潮見駅近くに立つ建物で、3、4階を増築したことがはっきりと分かり、建物の統一性がない(写真)。
潮見は工住混在の街だが、東京駅までの時間的距離が近い希少な場所で、工業用でも居住用でも、増築の必要が生じる機会は多そうだ。増築する際は、既存部分と同じ材料を見つけるのが難しい、既存部分の防水を損傷してはいけない、斜線制限等が厳しくなる、予算の制約があるなどの理由で、どうしても、取って付けたような形になってしまう。多くの増築工事に共通する課題ではないだろうか。






















