長谷工、日本MS、アウトソーシングテクノロジー MR活用した外壁タイル検査
住宅新報 2020年7月14日 号 4面

「AR匠RESIDENCE」を利用した検査の様子
長谷工コーポレーションは、国内初となるMR(複合現実)を活用したマンションの外壁タイル打診検査の導入を7月から開始する。同社は、日本マイクロソフトの技術協力を得て、(株)アウトソーシングテクノロジーと共に「AR匠RESIDENCE」を共同開発。6月に実証実験を行った結果、従来は2人で行っていた検査を1人で実施することができ、報告書も自動作成されることで、従来と比べて全体業務の約30%を削減できた。関東エリアでの長谷工リフォームの建物診断からスタートし、順次全国へ拡大する。
「AR匠RESIDENCE」は、事前に物件情報、調査図面データを登録。現場の外壁タイル打診検査の作業員が、マイクロソフトのヘッドマウントディスプレイ「HoloLens2」を装着して点検記録を行うと、自動で報告書を作成する。現場での熟練技能者の確保が難しくなる中、顧客の要求水準の高まりで業務量が増大し、現場の生産系改革が求められている。長谷工コーポレーションの楢岡祥之取締役常務執行役員は「21年には開放廊下以外の利用範囲の拡大を考えている。また、将来、劣化状況の可視化など管理組合様に分かりやすい報告をするといったデータ活用で価値の向上を図る」とした。





















