不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 558 逃げを打つ連帯保証人 結末 滞納分を支払い、一件落着
住宅新報 2020年6月23日 号 6面
外出中に携帯が鳴った。発信者は、病気で余命いくばくもない入居者の連帯保証人である元妻Aさんだ。私からの催促でノイローゼになっていると言い、入居者の口から「もう催促しないでやってくれ」と電話させた女性である。
「今、店の前にいるが、どれくらいで戻れますか」と聞く。見たくはない顔だが、家主のために交渉しなければならないから、「15分くらいで戻れます」と言うと、「待っています」とのこと。急いで戻ると、遠目に男性の姿も見える。入居者と離婚後、今一緒に暮らしているという男性なのだろう。気が重くなった。たいていは「なんでそんな金をうちが払わなきゃならないんだ」と言われるに決まっているのだから。
経緯を説明























