体感施設とオンライン共存手探り(上) 瞑想とお茶のスタジオで創造的リモートワーク 選べるオンラインフィットネスも
住宅新報 2020年6月16日 号 4面

メディーチャ」の茶室
19年に東京・青山にオープンしたメディテーション(瞑想)とお茶を提供するスタジオを運営する「Medicha(メディーチャ)」。三菱地所の従業員の提案で、同社が出資して設立された。
6月10日から1人やグループでの貸し切りプランでの営業を再開した。予約者からは「先行きが見えない不安定な状況の中、自分自身と向き合い、前向きに一歩を踏み出したい」との声が寄せられている。自粛期間中は、メディテーションスタジオで流していたヒーリング・ミュージックをネットで公開し、自宅でのメディテーションをサポート。解除後も、この取り組みは続けている。
また、施設利用の仕方も新型コロナで浮上した需要に対応する。6月中にスタジオの茶室を貸し切り、メディテーションに加え、リモートワークの利用を可能にするプランをスタートさせる予定だ。茶室を自由に利用し、煎茶やほうじ茶などを楽しみながら、自宅とは違った静かな環境を提供する。思考を深めたり、クリエイティブな発想を必要とするデザイナーや新事業立案者などの利用を想定している。
自宅でのリモートワークでは1人になることができないので集中したいという要望や、仲間とゆっくり過ごしたいという顧客からの要望があり、同サービスの企画を検討。新型コロナでオンオフの切り替えが難しい中で、旅に出掛けたような感覚で、日常から離れられるプライベート空間とした。利用料金は、6月12日時点で未定だ。
オンラインでも都度利用
三菱地所が設立した「GYYM」は、個々の施設に入会金や月会費を払うことなく複数のフィットネスクラブをその都度予約し、利用できるサービスで、6月6日からサ再開した。施設利用に加えて、提携しているメガロスやb―monsterなどが提供するオンラインフィットネスの相互利用ができる新サービスも開始した。PCやスマートフォンを使い、自宅などで様々な配信元のフィットネスを体験できる。
フィットネスクラブ運営会社は、営業を再開した施設利用と、自粛期間中に伸びたオンラインフィットネスの配信のバランスを、これからどのように取っていくのか。次回に事例を紹介する。





















