明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第327回 塀が変える建物の特徴 圧迫感与えず役割果たす
住宅新報 2020年3月31日 号 4面
【学生の目】
JR京葉線の潮見駅周辺は工場やオフィスビル、住宅が混在する。埋め立て地で周囲は運河に囲まれて通過交通が少なく、広域からの集客を見込んだ看板を掲げる飲食店がないことも落ち着いた雰囲気の一因だ。東京駅から潮見駅までの所要時間はわずか約7分で、大型マンションも立地する人気のスポットだが、運河沿いでは現在も造船所が稼働していて、歴史と風情を感じることができる。
駅から少し歩くと工場の音が響く住宅街に入り、戸建て住宅を見つけた(写真)。白色を基調とした横目地のサイディングを貼った3階建ての建物で、四角張った外観が第1の特徴だ。屋根に軒がないことがその理由だが、窓の上に金属の見切りをつけて小庇にしている。






















