大手デベ供給オフィスに「バイオフィリックデザイン」 ストレス軽減し生産性向上に科学的根拠 緑や空気質など改善
住宅新報 2020年3月31日 号 4面
![ザ・パークレックス天王洲[the DOCK]」内にある緑と水の流れるワークデスク](https://cdn.jutaku-s.com/legacy-a176ef8d0369c5e21a8cb1feec056294.jpg)
ザ・パークレックス天王洲[the DOCK]」内にある緑と水の流れるワークデスク
バイオフィリックデザインは、人間が自然を好む性質が備わっているとの思想「バイオフェリア」をベースに、健康や幸福度を促進するデザインを指す。科学的に一定の有効性が検証されたバイオフィリックに基づいたオフィス空間は、視覚に訴える緑化や香り、空調、音、照明などを工夫して、自然の中でリラックスしている状態をつくる。
野村不動産の「H1O西新宿」は、従業員10人未満の小規模オフィス市場に対応したシェアオフィスで、植物や水の波紋、せせらぎの音、木漏れ日や草木のにおい、石の感触などを空間デザインに採り入れた。「H1O西新宿」では、共用ラウンジを緑化し、バイオフィリックデザインを取り入れた。個人の働き方や業務内容に応じて、心地よく効率的に働ける空間選びが可能になったとした。
また、19年6月にオープンした「ザ・パークレックス天王寺[the DOCK]」は、窓越しの運河から水が中に流れてくるように見えるよう室内空間をデザイン。デスクの中央に水が流れ、水を囲うように緑を配置した。スピーカーからは、鳥のさえずりなどが聞こえ、自然に耳に入るよう最新の音響設計で実現する。コワーキングスペース利用者のストレスを軽減させ、生産性を最大限に高めるために、視界に占める緑の割合である緑被率をどの席からも一定以上を確保した。





















