空き店舗をブックカフェに再生 ジェクトワン 豊島区・漫画の街を活性化
住宅新報 2020年3月24日 号 6面

1階部分をリノベーションして〝集いの場〟をつくった
ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男社長)は、全国に「古本市場」などを展開するテイツー(岡山県岡山市、藤原克治社長)と連携して3月13日、東京都豊島区にブックカフェ「ふるいち トキワ荘通り店」をオープンした。同店舗は地域活性化の目的で豊島区が進めている「トキワ荘マンガミュージアム」(20年4月以降開業予定)の隣接地にあり、相互の集客効果を高める狙い。テイツー設立30周年プロジェクトの一環として展開し、新たな〝集いの場〟を目指す。
同店舗が入る物件は築30年、鉄骨造陸屋根4階建て。ジェクトワンが首都圏の空き家を借り受け、全額費用負担でリノベーション工事を行い、一定期間転借する空き家活用サービス「アキサポ」によって再生した。「アキサポ」による活用は10例目となる。従来、時計修理店として営業していた1階店舗部分にリノベーションを施し、視認性が高い白を基調とした外装と、ウッド調のエントランスを構えたデザイン性の高い店舗に仕上げた。
運営はテイツーが担い、トキワ荘にゆかりのある手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎ら著名な漫画家のコミックや関連書籍、キャラクターグッズなどを販売する。憩いの空間を目指しカフェスペースも設置。つながり、体験を目的としたイベントやサービスも展開する意向だ。
同店舗が建つトキワ荘通りには、同じく同社が「アキサポ」で再生したシェアキッチン「コマワリキッチン」(19年1月開業)も立ち並ぶ。「豊島区南長崎エリアでは既に当社が手掛けた『コマワリキッチン』を通して、空き家の活用事例を体感していただいている。今回も地域活性につながる取り組みと好評だ。これからも空き家をまちの資源に変えるため取り組んでいく」(ジェクトワン)と意欲を示している。























