大規模改修工事前調査 赤外線搭載ドローンで 東急コミュニティー
住宅新報 2020年3月24日 号 5面
東急コミュニティーはこのほど、マンション大規模改修工事の実施前調査に、試行的に赤外線サーモグラフィーを搭載したドローンの活用を始めた。外壁や屋上の調査診断ツールの一つ。赤外線サーモグラフィーを使うと、タイルの浮きや漏水のある箇所が周りとの温差で特定でき、目には見えない不具合箇所を発見できるという。可視カメラも併用することで、通常、目視が困難な部位や超高層マンションについても確認が可能となる。不具合箇所の特定と、建物の状態にあった工事計画立案、見積もりの正確性向上に有効な手法として、本格導入を検討していく。
約33万戸を管理する同社では、年間約180件の大規模改修工事があるという。現行では、タイルの浮きや漏水の有無、外壁のひび割れといった劣化状況については、主に目視や打診調査で判定。一定範囲を調査した上で不具合箇所の割合を基に外壁タイルの補修率を算出し、見積もりを作成している。見積もりの精度を向上できれば、限られた予算を効率的に配分し、他の必要な工事実施にもつなげることが可能という。





















