「管理」のゆくえ(上) 〝見える化〟資産価値に不可欠
住宅新報 2020年2月25日 号 5面

「管理適正評価研究会」には業界11団体が参加
分譲マンションの資産価値(市場流通性)をめぐり、〝管理の見える化〟が大きな課題となってきた。650万戸を超えるまでになったストックを、経年と共に劣化させていかないためには、購入検討者に対する管理状況の情報発信が欠かせないからだ。業界11団体による「マンション管理適正評価研究会」でも議論されている。
流通価格に反映
ただ、そうした情報の的確性や信ぴょう性、評価の客観性、受け取る側の情報分析力など様々な課題が立ちはだかっている。特に難しいのが、公開された情報を誰がどのように評価し、そもそもの狙いであるが、それを「どうやって価格に反映させるのか」という点だ。また、マンション全体の評価と個々の住戸に関する評価の加重をどう配分するかという問題もある。これまでの実務では、マンション全体の管理状況があまり価格に反映されていなかったとすれば、仲介事業者にとっては新たな課題となる。マンション管理の〝見える化〟の実現にはこのようにまだ多くの課題が残されている。





















