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スタンダード会員限定ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 105 太陽光発電アドバイザー(7) 他者への想像力が働くADR

住宅新報 2020年2月18日 号 8面

連載: ADRの現場から

資格・実務
大谷昭二理事長

大谷昭二理事長

 ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称です。ZEHにおいては、マイホームで太陽光発電を行いますが、ここで近隣とのトラブルが発生することもあります。

 太陽光パネルの表面はガラスであり、瓦やスレート等の屋根材と比較して積もった雪が滑り落ちやすいという特徴があります。そのため、落雪の勢いが強くなり、更に通常よりも遠くまで雪が飛んでしまうことにもなることから、大量に雪が積もった後に落雪してしまうと、思わぬ事故を引き起こしてしまう危険性があるのです。ケースの多いトラブルとしては、「隣人の車のボンネットがへこんでしまった」、「隣人の植栽を倒してしまった」「落雪が人に当たった(当たりそうになった)」などがあります。

 実際にあったトラブルをご紹介します。屋根全体に太陽光発電機器のついた新築の注文戸建て住宅を建てたA氏。住宅を建てた地域は年に1~2回しか雪が降らない場所なのですが、一度大雪が降り、太陽光パネルにも多く積もりました。そしてこの雪が一度に「ドサッ」と隣地と道路に滑り落ちたのです。

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