米国でテック企業シェア拡大 すむたす トレンド勉強会開く
住宅新報 2020年2月18日 号 6面

米国の不動産テックトレンドを学んだ
AIを活用した中古マンションのオンライン買取サービス「すむたす買取」を提供するすむたす(東京都目黒区、角高広社長)は2月4日、都内で不動産テック勉強会「日本の不動産業界から『ZORK』は生まれるのか」を開催。不動産大手の三菱地所、グローバル市場で勝負する不動産テック企業のWealthParkの担当者が事業戦略について紹介した。
同勉強会では、リクルートの「スーモ」出身で、全米2位のオンライン仲介会社Movoto(モボット)の副社長である市川絋氏とインターネット中継を実施。海外の不動産テック事情に詳しい同氏が、住宅分野のユニコーン企業として不動産業界のテクノロジー化を進める「ZORK」(Zillow、Opendoor、Redfin、COMPASSの4社)について解説。「不動産テックの台頭以前は不動産コングロマリットが攻勢だったが、00年代以降はポータルサイトや『ポータルサイト+仲介』事業者が登場。売り手領域で価格査定アルゴリズムを活用した買取再販業を担うアイバイヤーが登場している」と述べた。
市川氏は、日本の大手ポータルサイトが仲介事業に乗り出す可能性は低いと見た上で、その理由として「オープン化された不動産データベースを基にしている米国に対し、日本のポータルサイトはクライアントからの広告入稿で成り立つ。競合し掲載物件数を減らすリスクを取るよりも、広告メディアとしての発展、事業者の業務改善を推進するのではないか」と説明。またアイバイヤーの参入が日本で進むかどうかについては「中古を売却すると利益が出る米国に対し、中古の価値が下がる日本では限定的か。ただ、都内の分譲マンションに限れば売却益が見込めると思う」とした。























