地域密着探訪 ERAヴェセル東西(東京都豊島区) 研修で組織化、100年企業へ 空き家管理で区と信頼構築
住宅新報 2020年1月28日 号 6面
連載: 地域密着探訪
JR大塚駅徒歩5分、都電荒川線向原駅すぐに位置する同社は65年創業の老舗不動産会社だ。待機児童がなく、ファミリーの流入が増加している豊島区で、他の不動産事業者と協力関係を構築。賃貸管理を中心に、地域密着の100年企業を目指している。
創業当初は売買を中心としたが、継続的な経営を図るため約40年前から賃貸管理業を展開。「当時の物件オーナーは自主管理も多く掃除の精度に課題があった。リフォーム会社と組み、いち早くクリーニングをしながら成約できる物件に仕立てる方法で管理案件を獲得してきた」と振り返る。現在管理戸数は430戸を超え、集金代行をしているオーナー数は約120名、更新管理等はその3~4倍を数える状況だ。「課題は次代のオーナーへ当社の管理を承継できるか。高齢化するオーナーに対し、提案力を磨き、信用を得るためにERAの研修を活用している」。
社会情勢に対応するため長らくフランチャイズを検討してきた同社。親交のあったERAしろくまホーム(東京地区)の荒井社長の後押しもあり、17年夏にERAに加盟。「地場業者の悩みは会社の組織化だ。ERAの実務課題の解決ノウハウや地域戦略を知った。実践的な研修によって実務を現場社員に落とし込み、賃貸管理業をベースに回していく仕組みをつくりたい」と説明する。
























