森ビル、虎ノ門ビジネスタワーを竣工 オフィス満床、4月に開業 AI使い、独自エネルギー供給網
住宅新報 2020年1月28日 号 4面
森ビルは、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」(東京都港区虎ノ門一丁目)の竣工式を1月21日に行った。祝賀会であいさつした辻慎吾森ビル社長は、故森稔会長の言を引きながら「国際新都心のカギとなる重要なプロジェクト」とし、エリア価値向上への期待を述べた。同ビルは地上36階地下3階建て。地下1階~地上3階が商業施設、4階に産業支援施設、5階~36階がオフィスで構成され、オフィスは竣工時に満床となった。4月の開業を予定している。
4階に設置するインキュベーションセンター「ARCH(アーチ)」は、約3800m2のスペースに大企業の新規事業創発に特化。独自のエコシステム構築を図る。また、東京電力エナジーパートナーと共に、地下に独自のエネルギー供給設備を導入。虎ノ門一・二丁目地区計画でも同様の設備を備えると共に、電力や熱、冷気を相互にやりとり。将来的に、AI(人工知能)によるエネルギー融通を目指す。
オフィスの基準階は、約3000m2で、全方位に約20メートルの奥行きを確保した無柱空間。各階共用部には、社員同士のコミュニケーションが図れる大規模なリフレッシュコーナーや防災備蓄倉庫を備える。
更に、空港リムジンバスや臨海部をつなぐBRT(バス高速輸送システム)の発着点などがあり、新たな東京の玄関口として機能する。























