紙上ブログ 不動産屋の独り言 535 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 細かい入居者には細かく対処 目先の損得ばかり主張して
住宅新報 2020年1月14日 号 6面
半年ほど前の話だ。当社で管理している募集物件が長く空室になっていて、ようやく申し込みが入ってきたが、自宅の建て替えの間の短期借り。家主さんは長期契約のお客さんを希望していたが、「このご時勢、空けたままより誰かに入っていてもらったほうがいいか」と了解してくれた。手数料的に当社も助かるかどうかは別にして、その判断は正しいと思う。
日割り日を指定
ただし、申し込みをしてきた夫婦は、家主さんが長期の入居者を希望しているのを知っていて、かつ短期でも快く了解してくれたのに勝手なことを言う。申し込みをしてきたのが7月上旬のこと。「日割り発生を8月3日からにしてほしい」と言っていて、そういう場合はたいてい「日割り発生は月初めからでいいですよ」と言ってくれるものだが細かく指定してくる。それでも間違いではないが、「荷物はその前から運び込んでもいいか」と聞く。それなら8月3日からの日割り発生希望は何だったのかという話だ。更に、精算書も送ってあるのに「日割り発生をあと1週間遅らせてもらっていいか」とも言ってきて、さすがにそれは断った。























