地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 120 体験観光のコンテンツをつくろう(1) 長野・戸倉上山田温泉では芸者遊びも
住宅新報 2019年12月17日 号 10面

温泉街を一望できる荒砥城は、外国人旅行者に人気
震災復興がきっかけ
戸倉上山田温泉には、亀清旅館というアメリカ人店主が経営する温泉旅館がある。店主のタイラー氏は、奥様が跡取り娘で、インバウンド向けの取り組みに積極的だ。その方面の地域のリーダー的存在として活動している。例えば、10年には地元の街歩きマップを作り、飲食店のほか、英語で対応ができる〝使えるショップ〟やクリニック、薬局、りんご農園など、外国人が求めている地域情報が数多く掲載されている。
その後、11年の震災の影響で外国人旅行者が減ってしまったことから、客数の回復に向けた新しい取り組みとして、アメリカの旅行会社のIT担当者を招へいした。参加者は「体験」できる商品の重要性を、講師のアドバイスによって認識したそうだ。地域にお金が落ちるだけではなく、外国人旅行者にとっても、どのように楽しめばよいのかイメージできる。
























