紙上ブログ 不動産屋の独り言 531 賃貸現場の喜怒哀楽 手数料を出すか、出さないか 続編 約束は守られるべきだ
住宅新報 2019年12月10日 号 6面
前回の続編。大手不動産会社が、うちの家主の売買取引に関して「手数料を払わない」と言いながら私にあれこれ依頼してきた一方、町場の小さな不動産会社は別件で当社のお客様に物件紹介や契約締結まで行った上で、「もともとはそちらのお客様なので手数料はきちんと払う」と言っていた。後者は、町場の業者とお客様のどちらも信用できそうなので任せていた。すると、「先日、当社で紹介した物件で申し込みをいただきましたので、お知らせします。終わりましたら手数料をお支払いします」と電話があった。
支払いになると
ところが数日後、「手数料をお支払いすると約束しましたが、どう分けましょうか」と聞く。何それ、といった心境である。その会社にすべて任せておいて「半分」はないものと私も思っていたから、「では、うちは1%でいいです」と答えると、「え、手数料の1%でいいんですか」と驚く。私は「手数料額の1%の訳がないでしょう。3%を1対2に分けましょうということです」と言うと、「ああ、そうですか」と落胆している様子。おそらく半分払うのが惜しくなった社長から「半分も払うことない。交渉して納得させろ」とでも言われたのだろう。























