19年度管理業務主任者試験 規約関連の出題増 1.5万人が受験
住宅新報 2019年12月10日 号 5面
マンション管理業協会は12月3日、12月1日に全国8地域・17会場で実施した19年度管理業務主任者試験の実施結果を発表した。受験者数は1万5591人(前年度1万6249人)で、受験率は84.4%(同84.7%)だった。
合格発表は20年1月17日。全受験者に合否通知を送付する。併せて官報で合格者の受験番号と氏名を公告すると共に、同協会合格者専用ホームページで、合格者の受験番号と合格基準点、正解を掲載する。昨年度の合格率は21.7%。合格基準点は50問中33問正解だった。(10~13面に問題と当社解説を掲載)
当社講師の試験総評
今年の本試験問題と昨年の本試験問題を比較すると、全50問トータルとしての難易度は若干上がっているという印象であった。昨年の合格基準点は33点であったので、今年の合格ラインは昨年より1~2点下がる可能性もある。
出題形式に目を向けると、個数問題・組合せ問題が昨年より増加している(昨年は個数問題4問、組合せ問題2問であったのに対し、今年は個数問題5問、組合せ問題2問)。通常、個数問題・組合せ問題は、単純に4肢の正誤を問う問題より正解率が低いので、これにより、試験の難易度は上昇している。また、4分割された判例の文章を正しい順序に並べ替えるという新傾向の問題(問39)も出題されており、これも難易度上昇の要因になると思われる。
次に出題内容に目を向けよう。建築・設備関連の問題(問17~28)は、細かな知識を問う難問が多く、この分野で得点を稼ぐことは困難であったが、これは例年どおりの傾向である。
法律系の科目では、標準管理規約に関連した問題が11問もあったことが目についた。合格するためには、標準管理規約をしっかりとした得点源にする必要がある。標準管理規約はコメントも含め、丁寧に読み込んでほしい。
(講師・植杉伸介)





















