開拓・地域一戦略 イエステーション都城店(宮崎県都城市) (株)きになる・前田健二社長 〝人材製造業〟を貫く
住宅新報 2019年10月29日 号 6面
30歳で大手フランチャイズの店長に就くとき、不動産業を営む鹿児島の実家から開業を勧められた。「まだ何も成し遂げていない」と独立を意識しながら実地で学び、12年4月に36歳で開業。翌13年に不動産事業部を立ち上げた。ユニークな社名は、顧客へのインパクトを意識した。「機会、気付き、喜び、記憶など、様々な『き』を集めた樹木が大きな年輪をつくっていくという意味を込めた」。
これまでの経験値に頼った経営は半年間で傾き、保有していたマンションの家賃収入で何とか切り盛りした。そんなとき、かつて勉強会で共に学んだ社長から「不動産業とは、人材製造業だ」と教えられ、この社長が参加する売買仲介専門のフランチャイズ「イエステーション」を知り、14年に加盟を決めた。
とはいえ、不動産FCに加盟するだけで業績は伸びない。同じ九州・福岡の中嶋商事(イエステーション糸島店、中嶋剛社長)をベンチマークとして学びに行ったことが自社の変化につながった。「成功している加盟店の社長から理解できるまで教えてもらえることが強み。数値日報の考え方や読み解き方を学び、どう業績につながるのか。仮説を立てながらトライ&エラーし、自社流にカスタマイズしていった結果、飛躍的に売り上げが伸びた」と話す。
























