「ワンリノ」加盟の開南エステート・長嶺正也社長 「リノベ工事中に成約が実現」 ブランド向上、事業拡大へ加速
住宅新報 2019年9月24日 号 6面

長嶺正也社長
東京23区近郊で中古マンションの買取再販、建売販売などを展開する開南エステートは、今年7月に7期目を迎えた。長嶺社長はこれまで葛飾区内で分譲・新築戸建ての建て売り業に従事していたが、16年4月に同社に出資して経営を担うことに。独立当時は一棟収益物件が盛んで仕入れ価格が高騰。得意分野の用地獲得が期待できず中古マンション市場に目をつけた。
初年度に仕入れた22戸のうち、5戸目の中古マンションでエフステージと接点が生まれた。「当社では買取再販のノウハウがなく、これまで物件購入、リフォーム、販売開始という流れで、仕入れ決済から最終的な資金回収まで平均10~11カ月かかっていた。回転期間4カ月という速さの秘密を知りたい」と仕入れ物件をエフステージに任せ、リフォーム手法や販売着地への流れを学ぶと共に、施工管理の良さも実感したという。
同社では他社の仲介案件も多く、同業者からエフステージの評判の良さも聞いていたため、昨年12月に開かれた「ワンリノ」BP事業説明会に参加。パートナー事業者として名乗りを上げた。実際、第1号案件となった江戸川区のマンションは、今年1月18日に仕入れ決済し、リフォーム中に成約。工事完成検査直後の4月25日には登記決済完了と約3カ月で回収が完了した。「創業以来初めての工事中成約であり、3カ月は最短記録。エフステージのブランド力を実感すると共に、BP事業を選んだ経営判断の正しさを確認できた」と笑う。以降、都内で仕入れを強化し、エフステージへの発注を強化中だ。長嶺社長は、10月の消費税率10%への引き上げ以降、ユーザーの動きは鈍化すると見て、「今は利益を薄くしても回転を上げていく。そのためには良質なリフォーム・施工力に支えられたブランド力が求められる」と話す。























