さくら事務所 「BORDER5」 独自指標で5段階評価 〝管理良好マンション〟サイト開設
住宅新報 2019年9月24日 号 5面

管理力を評価した中古マンションサイト「BORDER5」
さくら事務所(東京都渋谷区、大西倫加社長)は9月18日、マンション管理組合向けコンサルティング業務で培ったノウハウを生かし、新たな中古マンションサイト「BORDER5」を開設した。物件ごとに管理状況を独自指標で評価し、一定水準を超えた物件のみを掲載する。スタート時の掲載数は首都圏に立地する8物件。1年後には30物件まで増やす計画だ。
これまで中古マンションの購入検討者にとって把握するのが難しかったマンションの管理状況を可視化し、その内容が資産価値に反映される業界を目指すことを目的とする。
管理力評価の指標は、4分野((1)組合運営力、(2)メンテナンス&資金力、(3)コミュニティ&住み心地力、(4)防災力)・全20項目。「基礎点」計16点以上かつ「加点」計12点以上をとると、〝管理良好マンション〟として掲載される。評価の結果は、4分野それぞれ5段階(最高5つ星)で表示される。評価は、マンション管理士が行う。
なお、管理状況は変化するため、掲載から1年後には再度の診断と更新手続きが必要となる。
現在の流通市場では、マンションの管理状況の良し悪しは価格に反映されておらず、築年数や駅からの距離といった条件が同じならば、同程度の価格で取引されているのが一般的。大西社長はその理由として「管理状況は広く情報開示されていない上に、明確な指標がないため、購入検討者は判断する術を持てないでいる」と指摘する。間に立つ仲介会社もチェックするノウハウ・知識がないという。ただ、近年はマンション管理への関心は高まりつつある。大西社長は、「今回開設したサイトを通じて、管理でマンションがブランド化される市場にしていきたい」と意欲を見せている。





















