森トラスト「仙台トラストシティ」 エリマネで地域連携強める 竣工直後に震災、来年10周年 「未来志向」のイベント継続
住宅新報 2019年9月17日 号 4面
「仙台トラストシティ」は、オフィスや商業施設、「ウェスティンホテル仙台」が入居する地上37階地下2階建ての「仙台トラストタワー」、地上21階地下1階建て住宅棟の「ザ・レジデンス一番町」(総戸数244戸)で構成。また、同社は仙台市で初となる地上18階地下2階建ての免震ビル「仙台MTビル」(仙台市宮城野区)を99年に竣工した。
全国のオフィス市況と同様に、仙台エリアも好調が続いている。仙台ビジネス地区の8月時点の空室率は4.09%(三鬼商事調べ)。特に、大規模オフィスの需要はひっ迫しており、空室率は2%台が続いている。仙台トラストタワー、仙台MTビル共「ほぼ満床」(松井徳彦執行役員仙台支店長)という。
住宅棟「ザ・レジデンス一番町」は、半分が分譲、半分が賃貸で、近年は賃貸住戸の一部をリノベーションして新たに分譲を開始した。築10年近い物件だが、「新築のタワーマンションと同レベル」(同)の価格帯で販売できているという。
地域連携を強める
「仙台トラストシティ」の資産価値を高める取り組みの一つがエリマネだ。広場をイベントスペースとして使い、仙台市とタイが友好姉妹都市の関係にあることから、「東北タイフェスタ」を8年間にわたって開催する。また、広場に加えウェスティンホテル仙台も会場にした「定禅寺ストリートジャズフェスタ」や乳がん検診啓発のピンクリボンイルミネーションを実施。仙台で初開催する震災復興を願った「3.11アートファンタジア」の会場となるなど地域連携を強めている。
来年竣工10周年を迎え、商業施設を見直す。これまでエリマネで積み重ねてきたハイセンスでユニークなイメージに合う「他にはないような、仙台トラストシティならではの店舗」(同)を誘致する。また、10周年のイベントも「未来志向で企画を練っている」(同)とし、周辺エリアの価値向上を図る。























