ボルテックス 天崎日出雄取締役に聞く 「区分所有オフィス」 投資家層広げる 小口化や新規開発も
住宅新報 2019年9月10日 号 5面

ボルテックスの天崎取締役
――投資家にとってのメリットは。
「既に稼働している都心の中規模の一棟ビルを仕入れて、ワンフロアごとに区分登記して販売。その後の管理も当社が行う、というのが基本的な流れだ。投資家から見てのメリットは不動産投資のリスクと考えられるものを、当社が可能な限り排除する仕組みを構築している点だ。テナント付きでの販売もその一つだが、例えば、古いビルは手入れが行き届いていないことが多いので、仕入れた後に、当社が数千万~2億円近くの費用をかけて大規模修繕やバリューアップ工事を行う。更に、事前に、築年数に応じて必要な額を修繕口座に組み入れておく。投資家に販売した後は、30年の長期修繕計画に基づいて管理していくため、投資家は購入後の突発的な修繕コストの不安がなく、賃料収入を得ることができる。もちろん、建物の遵法性やテナントの質もチェックする」
「ただ、市況リスクだけは当社でコントロールできるものではない。そのため、仕入れる物件は主に都心5区の駅に近い立地に厳選している。このエリアはリーマンショック時でも賃料の下げ幅が小さく、その後の回復も早かった」





















