紙上ブログ 不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 514 告げるべきか告げざるべきか 離婚後夫婦の〝間〟に立って
住宅新報 2019年8月6日 号 7面
携帯が鳴ったので、見ると登録していない番号。電話に出ると、以前にこのブログでも書いた「離婚後も、地震を異常に怖がる元奥さんを思い遣っている高齢の男性」だった。携帯番号が変わったから、と知らせてくれたのだが、やがて病気の話になった。なんでも、数日前まで黄疸で入院していて退院したばかり。その後に初期の膵臓がんが見つかり近々手術を受けるとのことだ。
もう身寄りは誰もいないのに、隣町にいる元奥さんには連絡しないでくれ、と言う。果たして本心なのか。本音では寂しくない訳がないのだから、携帯番号を知らせるのは口実で、言葉とは裏腹に私から元奥さんに伝えてほしいのではないか、と深読みした。
本人の希望は























