安全な活用を最優先に 建築ドローン協 都内で安全教育講習会
住宅新報 2019年8月6日 号 6面

建築士やドローン操縦者らが基本知識から学んだ
ドローンは、建築物に関する実際の業務で使われ始めているが、国土交通省航空局が定める飛行ルールに加えて、飛行前の準備と飛行計画、建物周囲を飛行させるため特に安全対策が必須となる。
当日の講義は、同協会がまとめた『建築物へのドローン活用のための安全マニュアル』に基づいて進行。建築分野でのドローンの活用、関係法令の基礎知識を始め、ドローンによる施工管理や点検調査の場面での安全な活用方法を受講者が学び、最後に確認テストも実施した。
JADA副会長で建築研究所材料研究グループ主任研究員の宮内博之氏は開講にあたり、「墜落防止などの安全面だけでなく、騒音やプライバシーへの配慮などを考える必要がある」と伝え、建築分野でのドローンの活用で注意すべき点などを解説。また、その上で、「JADAは技術支援とその標準化、普及のほか、人材育成を主要な事業に位置付けている」と強調。同講習会を終えた修了者には、受講修了証を発行しており、建築とドローンの両方の横断的な知識を持つ「建築ドローン飛行管理責任者を積極的に育成していく」と述べた。
JADAでは、同講習の修了者を対象として、9月からは新たに「レベルアップ研修会」を開講する。点検調査などの実技現場の見学も交え、安全教育講習会の実践部分を学べるコースを創設する。
ドローンの活用には、最優先の事項である安全性の確保を踏まえつつ、調査精度や効率性、経済性の追究の課題がある。引き続きJADAでは、調査研究や講習会などを行っていく考えだ。





















