住宅の工法を比較する場合、工業化住宅と在来工法という切り口があります。工業化住宅ではその住宅に必要な構造材や部品が工場生産されることで、一定の品質と量産効果による低価格が維持されます。しかし、量産を行うためには多額の設備投資と人的投資を必要とするため、ある規模以下の販売戸数では採算を上げることが困難です。通常、工業化住宅の採算ベースは1タイプにつき年間販売戸数が500戸以上と言われています。
工業化住宅の工法にもいくつかのタイプがあります。在来工法に近い、鉄骨の骨組みに木質パネルを取りつけ居住空間を構成する「鉄骨パネル」工法から、工場生産比率の非常に高い「ユニット」工法まで数多くの工法があります。
ユニット住宅の考え方自身は今から70年以上も前から研究されていますが、日本では、積水化学工業が1970年に第1回東京国際グッドリビングショーに出展し、翌71年に発売した「セキスイハイムM1」が鉄骨ユニット住宅の第1号です。

























