紙上ブログ 不動産屋の独り言 510 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 お客様を叱りつけた話 倉庫代わりと言われて…
住宅新報 2019年7月9日 号 7面
この業界に入って30年、いくら理不尽なトラブルに見舞われても、今までお客様に面と向かって「馬鹿やろう」と言ったことはない。だが、今回の相手、70代半ばの老婦人は例外だ。もっとも、私から叱られて怒ったかと言えばそうではなく笑っている。何でも同じ言葉を娘さんからも投げかけられているとのこと。まあ、常識人からすれば、その老婦人は明らかに「やっていること」がおかしいのだから。
荷物が増えて
飛び込みで来店した老婦人が私に部屋探しを依頼したのが事の発端であった。「荷物がたくさんあるので3LDK、難しければ2LDKでもいい」とのこと。予算は全然問題なく探せる金額だし、外見もそこそこ裕福そうで、普通ならとてもありがたいお客様。ところが、部屋を探す理由が問題であった。























