不動産現場での意外な誤解 売買編125 「1960年以前のことは土地台帳も調べる」とは?
住宅新報 2019年7月2日 号 8面
連載: 不動産取引現場での意外な誤解
Q 前回、「土地台帳」のことが出ていましたが、詳しく知りたいのですが。
A 「土地台帳」とは、明治政府がそれまでの年貢(米による税納付)の制度を金銭納付に改めた際に、その納税の基礎となる土地の所有者に発行した「地券」(土地の「権利証」のようなもの)の発行台帳のことです。
そこには、土地の所有者名のほか、所在地、地番、地積、地目、土地の価格、課税金額が記載されていました。その制度が戦後の税制改革を経て、1950年にそれまで税務署が担当していた土地台帳事務が登記所に移管され、その後60年の不動産登記法の一部改正により土地台帳とそれまでの権利の登記簿が統合され、登記簿の表示の登記と権利の登記が一体化し、現在の登記制度になったのです。
























