紙上ブログ 不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 509 申し込みに至らず安堵した話 事前の了解、大丈夫?
住宅新報 2019年7月2日 号 7面
立川市内では格安と思えるマンションで入居者を募集していた。1階ではあるが、3DKで家賃6万円。しかも南に面した専用の庭が広いから日当たりも抜群である。お風呂は全自動で、トイレは新品の温水洗浄便座。収納も多く、エアコンがない以外は文句の付けようがない。その部屋を当社のお客様に紹介すると「ぜひ見たい」と言う。ご主人の仕事の関係でとりあえず奥様だけを案内したら一発で気に入ってくれ、「今度の日曜日は主人の仕事が休みだから一緒に見たい」とのこと。再び案内することになった。
長い付き合い
そのお客様とは古くからの付き合いで、友達の部屋探しで何度も当社に紹介してくれている。当社は、以前に訳ありの入居者に車を傷だらけにされたことで社用車がないから、案内の際はお客様が車で迎えに来てくれる。しかも、案内のたびに「この糠漬け、すごくおいしいから食べて」と言って持ってきてくれる。で、ご主人に部屋を見てもらうとやはり気に入ってくれた。翌日には申し込みが入るかと思われたが、「借りられなくなった」と電話が入った。























