廣田 信子の紙上ブログ No.198 マンション管理応援歌 管理会社が人材を採用できない危機
住宅新報 2019年7月2日 号 6面

管理会社がフロントの人材確保に苦労していると聞きます。「新卒採用予定人数の6割しか採れなかった」「内定者の半数近くが辞退」というような話を耳にします。これだけの売り手市場では、管理会社は選んでもらいにくくなるのです。
今の若者は、給与水準、福利厚生はもちろん、「働き方」にも敏感です。土日が休みにくいだけで、かなりのハンデ。終身雇用が崩れた今、将来のキャリアプランにも敏感です。そう考えたときに、管理会社は魅力的な職場と言えるのか…です。更に、無事に採用でき、せっかく教育しても、より条件がいいところに転職していく人が少なくないのです。転職先はほとんどが別業界だといいます。
こんな状況が続くと、真面目で能力がある人に仕事が集中し、働き方改革とは真逆な働き方をしなければならなくなります。社内でのキャリアも積めません。そうなると、モチベーションを維持するのが難しくなり、不安も生じます。で、優秀な若手社員も転職を考えるようになってしまいます。まさに悪循環です。






















