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スタンダード会員限定長谷工、東大と共同でパビリオン制作 〝木〟の可能性探る 空気・光・音の3視点で研究

住宅新報 2019年5月28日 号 5面

マンション・開発・経営
制作したパビリオン。人が座っても壊れない強度

制作したパビリオン。人が座っても壊れない強度

 長谷工コーポレーションはこのほど、東京大学の建築学専攻T―ADSと共同で制作した木製のパビリオン「ウロコ」を報道陣に公開した。木の新たな可能性を探る狙いで、17年10月から取り組んできたもの。様々なサイズの穴をあけた約100枚のベニヤ板をらせん状に組み、その中を人がくぐりぬけることができるようなチューブ状に作り上げた。

 「空気・光・音という3つの視点から木の可能性を研究した。板にあける穴の大きさや配置によって視線透過度や曲げやすさなどが変わる。木は、昔から住まいとの関わりが深い素材。今回の研究結果を、自社プロジェクトに生かしていきたい。例えばインテリアの装飾や家具などへの活用も考えられる」(同社エンジニアリング事業部の堀井規男氏)。

 東京大学のT―ADSは、隈研吾教授や小渕祐介准教授らが設立。最先端のデジタル技術と自然素材、職人の技を融合させた新しい建築のあり方を追求する目的で、13年から毎年、大手建設会社と共同で実験的なパビリオン制作に取り組んでいる。18年度は同社がパートナー企業となった。

 今回のパビリオンは東京都江東区の同社ビル内に常設する。同ビルには昨秋、マンション事業主向けに、同社が設計・施工するマンションの基本仕様や新商品を説明・提案するスペース「LIPS」(約1490m2)がリニューアルオープンしている。

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