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スタンダード会員限定ADRの現場から 話し合いでトラブルを解決 68 太陽光発電アドバイザー(4) 雨漏りトラブルと太陽光発電

住宅新報 2019年5月21日 号 10面

連載: ADRの現場から

資格・実務
大谷昭二理事長

大谷昭二理事長

 太陽光発電では、四季それぞれに応じて発生しやすいトラブルがあります。例えば、接地型の場合、夏は「雑草トラブル」があります。これは生い茂る雑草の影響によって(1)パネルに影ができ発電量が低下する(2)発電機器に雑草が詰まり故障する(3)虫が発生し、近隣から苦情がくる等があります。また、冬は積雪によって(1)雪の重みで発電機器が損傷する(2)パネルに積もった雪が滑り落ちて被害が出る等があります。

 そして、これからやってくる梅雨の時期では、「雨漏り」に関するトラブルが起こるケースがあります。A氏は築20年の戸建マイホームに住んでいましたが、住宅点検の際に補助金も受け取ることができると太陽光発電を事業者B社から勧められ、導入することにしました。太陽光発電機器の設置後1年間程は安定稼働をしており、A氏も満足していたのですが、梅雨の時期、天井部分に黒いしみができていることに気がつきました。

 A氏は太陽光発電機器を設置した影響であるとB社に連絡。B社は太陽光パネルやパワーコンディショナー等の取り付け方法が適切であったかを確認しましたが、これは適切なものであり、雨漏りの原因は他にあると結論を出しました。しかし、A氏はこの報告に納得できずトラブルとなりました。

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