マンション管理応援歌No.190 廣田信子の紙上ブログ 番人による取り締まりは文化を壊す?
住宅新報 2019年5月1日 号 6面

再配達を減らし、留守中でも、玄関前で荷物を安全に受け取れるシステムに注目していますが、分譲マンションは手強いです。
うちでは、短時間でも荷物を玄関先に置くなんて許されない…というのです。これまで、まわりに迷惑にならないことまで厳密にダメ出しをしないで、ある程度、個人の事情や利便性を尊重してきたマンションでのことです。ある時、共用部分の番人のような人が現れ、管理会社や理事会に厳しく取り締まれと迫るようになったというのです。 あるマンションでは、自転車置き場に空気入れを何人かが置いていて、暗黙の了解で他の人も便利に使っていて、何の支障もなかったのです。ところが、ある時、退職直後に就任した理事長がマンション内を巡回して、「共用部分に私物を置いているのはけしからん、すぐに撤去させるように」…と。みんなが便利で、迷惑も掛けないのに何で?という住民との間でトラブルになっています。
あるマンションでは、小さな2人の子供を連れて買い物に行った方が、自転車ラックにしまえず、しばらく置き場以外の場所に自転車を止めていました。それを見回り住人に厳しく注意され怖くて買い物に行けなくなってしまったという例も。






















