変革の時代に選ばれる企業へ 不動産事業フォーラムに100人超
住宅新報 2019年4月23日 号 7面

不動産のリーディングカンパニーが業界の展望を語り合った
4月12日、東京都港区赤坂で「不動産事業フォーラム2019」が開かれた。「100年後の世界を良くする会社を増やす」をミッションに掲げるリブ・コンサルティングが主催したもので、不動産のリーディングカンパニーが繰り広げる議論に、100人以上の来場者が耳を傾けた。
当日は(1)「10年後の住まいと暮らしの変化と不動産事業者のあり方」、(2)「空き家時代における新たなビジネスコンセプト」、(3)「地域活性化・地方創生、不動産事業者が取り組むべきこととは」の3つのテーマを設定しパネルディスカッションが行われた。
(1)では、リクルート住まいカンパニー「SUUMO」編集長の池本洋一氏が住まいと暮らしの多様性について、時短、リビング空間の充実化、自宅内のワークスペース確保といったユーザーニーズの変化を紹介。東急リバブル会長の榊真二氏は「複数不動産の活用を、個人のライフスタイルに合わせて提案していく必要がある」とし、リアルとITの融合を図るジーエーテクロジーズ(GA technologies)社長の樋口龍氏は「不動産業においてテクノロジーによる効率化は進むものの、人が介在することの価値は残る」と述べた。組織づくりの観点では、榊氏が「お客様満足度」「働きがい」「社員の高度化」が循環する成長のサイクルを示し、「当社では、顧客アンケートをすべてウェブで公開している。顧客の評価に向き合い、貫くことが社員の満足度、成長、定着につながる」と述べた。池本氏は「今後の広告と接客のあり方から求められるのは文系で魅力的な文章を書ける人。物件のデメリットも含めて、『私はこう見立てる』という理由を主観的な立場で提供し、他者の共感を得られる力が鍵を握る」と指摘した。























