廣田 信子の紙上ブログ No.189 マンション管理応援歌 総会の成否は総会議案書で決まる
住宅新報 2019年4月23日 号 6面

新しい提案、変化を伴う提案は、十分な合意形成のステップを踏んできたと思っても、その集大成として、総会議案書にすべてを書くことがとても大事です。特に、忘れないで欲しいのが、なぜこの検討を始めたか…です。ある総会で、駐輪機の入れ替えの提案がありました。ところが、最近入居した組合員が、管理会社の売り上げのための提案だと管理会社批判を展開。その結果、委任状などは集まっていて十分決議ができたのに採決が見送られました。
そもそも、駐輪機入れ替えは、3年前の総会で、駐輪機が使いにくいので何とかしてもらいたいという組合員の声がきっかけです。ところが、毎年、理事が変わるので、今期の理事は、誰もそのことを認識しておらず、きちんと説明できなかったのです。管理会社の担当者も、思いもかけない管理会社批判の中では何も言えなかったのでしょう。
総会後、なぜ採決しなかったのかと大問題になります。駐輪機の入れ替えを要望した人たちは、賛成の議決権行使書を提出して、総会には出席していなかったのです。困った新理事からの相談で、議案書を見て、私は、これじゃダメだ~と思いました。来期、駐輪機の入れ替えを行うことと、管理会社からの見積書しか入っていないのです。






















