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スタンダード会員限定地場会社ら4者が連携 境界線のないまちづくりを 旧板橋宿に交流拠点

住宅新報 2019年4月16日 号 7面

売買・賃貸仲介
  • 不動通りに面した「おとなり」。ふらっと立ち寄れる〝気軽さ〟の創出を目指す

    1 / 2不動通りに面した「おとなり」。ふらっと立ち寄れる〝気軽さ〟の創出を目指す

 都営三田線「板橋区役所前駅」徒歩3分。板橋宿不動通りにこのほど、カフェ併設のコワーキングスペース「おとなりstand&works」(東京都板橋区板橋3丁目)が誕生した。同地域を拠点とする飲食店オーナー、不動産会社、電力会社、建築士といった立場の異なる4者が共同で会社組織、(株)向こう三軒両隣(永瀬賢三社長)を立ち上げ、まちづくり運営をしている点が特徴だ。

 このまちづくりで不動産部門を担うのが、不動産売買のVC「売却の窓口」を運営する価値住宅(東京都渋谷区、高橋正典社長)だ。同社は、国交省「地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業」に採択されていると共に、この不動通りに支店(売買店舗)を構える縁もある。近隣企業や商店、地域住民らと空き家を利用・活用した場づくりを進める板橋宿まちづくり協議会を立ち上げ、商店街の活性化に乗り出した。

 「おとなり」は、牛乳販売として使われていた空き店舗を18年秋に価値住宅が借り上げ。「地元商店街の交流のハブにしよう」と活用方法について公開プレゼン方式で7つの案から選考し、改修に至った。通りに面した建物は築40年超で、店舗には牛乳店の雰囲気が残る。入り口横の貸し会議室は、当時は冷蔵室だったステンレス製の扉をそのままに、また、アンティーク家具修復職人により、使われなくなった古民家の資材も使われている。個室1部屋と専用ブース2つを含む、シェアオフィスとコワーキングスペースも設置しており、オープン以降、土日はスポット利用者(会社員や個人経営者)を中心に満席が続いているという。なお、料金体系は(1)コワーキング(フリードリンク付き)がスポット利用で3時間900円、1日1500円、通常会員は月額8000円。(2)シェアオフィスは、専用ブースが月額2万8000円~。カフェを担う永瀬氏は、同地で飲食店を経営(18年12月閉店)する傍ら商店街の理事を務め、地域づくりに参画。地域電力会社のオフィス内でクリエーションスペース「縁宿(エンジュク)」を運営するなど、地域プレーヤーの集いを促す活動も続けてきた。

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