紙上ブログ 不動産屋の独り言 賃貸現場の喜怒哀楽 498 万年家賃滞納者の更新(2) 改善を信じてラストチャンス
住宅新報 2019年4月16日 号 7面
万年家賃滞納者の青年が、更新期日から半月遅れでやってきた。先日、「更新料は払えるが、来月分の家賃は待ってほしい」と言ってきたので、「不動産会社に常に立て替えさせるのは筋違い。連帯保証人の親に相談しなさい」と答えたら「もう一度親と相談します」とのことだった。だが、その後は2週間、何も言ってこなかったので「結局は親が出すことになったか」と思っていたらそうではなかった。
何とか工面
更新料とは別に銀行の封筒に入った家賃を持参していたので、「自分で何とかなったの?」と聞くと、「いえ、そうではなく…」と後の言葉を飲み込む。「もしかして消費者金融?」と聞くと、「生活費に予定していた分をかき集めました」と言う。「いつか聞こうと思っていたけど、同居している友人Tさんとは実際のところ、どういう関係なの? どう見ても生活費の大半はあなたが負担しているようにしか見えない」と言うと、「最初は折半という約束でしたが、今は確かに私のほうが多く出しています」とのこと。「それでは不満がたまるし、ルームシェアを続ける意味がないでしょう。一度Tさんを突き放したらどうですか」と進言したら、「1年ほど前にルームシェアを解消して別々にワンルームを借りようと提案したのですが、反対されてズルズル続いている」と言う。当然、向こうは解消したくないだろう。























