マン活に励む管理組合~良好なコミュニティの秘訣~ コーシン王子マンション(1) 東京都北区 耐震化への取り組み 機運の高まり
住宅新報 2019年4月16日 号 6面
連載: マン活に励む管理組合
以前ご紹介した「100年委員会」がある「コーシン王子マンション」。JR「王子」駅から徒歩10分ほど、総戸数101戸のマンションです。築43年のこのマンションで、任意の団体である「100年委員会」が発足したのは、7年前のこと。それ以降、マンション内の防災やコミュニティ活動などに力を入れて取り組んできました。
マンションのソフト面に関しては「100年委員会」がサポートしてきましたが、ハード面を担当するのはもちろん管理組合が中心です。「100年持つマンション」と目標を掲げた以上、管理組合の仕事は建物の維持管理などのハード面。金銭的にはもちろん、理事会役員や修繕委員にとっては精神面でも負担と責任は重いのですが、管理組合としてできることを着実に実行し、とうとう、今年中に耐震改修工事を実施する運びとなりました。
事のはじめは12年、第38期の理事会で、精密診断の実施計画が承認されたこと。「100年委員会」が発足して2年後のことです。「実はそれ以前にも、07年に北区の助成金を活用して簡易診断をしたことがありました。その結果が結構悪くて……。精密診断(費用約800万円)を勧められましたが、当時は給湯管や排水管の漏水事故が多発していたので、そちらの改修工事を優先し、精密診断は先送りとしました。ただし、簡易診断で指摘のあった、高架水槽と鉄骨階段の耐震補強だけは実施しました」と話すのは、当時の監事で現在は理事長を務める渡辺さん。























